
手術中に痛みはありますか?の回答をたたむ
手術中は点眼麻酔を致しますので痛みを感じることはございません。
当院では今まで、手術中に痛みを感じた方はいらっしゃいませんが、万が一手術中に痛みを感じるようであれば麻酔を追加することも可能です。
手術中に動いてしまったらどうなりますか?の回答をたたむ
手術中は顕微鏡をみながら精密な作業をしておりますので事故のないようにこちらから頻繁に声をおかけしております。
咳やくしゃみなどが出そうになったら早めに手をあげたり、声を出したりしてお知らせください。ですが、今の所患者様が動いて手術が失敗したということはありません。
白内障という診断はどのようにして行うのですか?の回答をたたむ
検査には瞳孔を広げる点眼薬と、特殊な顕微鏡を用いて行います。
- 細隙灯顕微鏡検査(ランプを当て水晶体全体を調べます。)
- 屈折、視力、眼圧検査
- 眼底検査
- 網膜検査
- 視神経検査
- 水晶体が真っ白ににごっている場合は網膜電図検査など
を行います。検査の結果はその日のうちに出ますし、痛みはまったくありません。白内障以外の病気があった場合もこの検査で発見することができます。
※帰りは瞳孔を広げる点眼薬により4〜5時間は光がまぶしく感じることがありますので、ご自身で運転してのご来院は避けてください。
その後の詳しい治療の流れはこちら
手術を受けるタイミングがわかりません。いつ頃受ければいいですか?の回答をたたむ
白内障は一般的に経過として数年単位でゆっくりと進行していきますので、すぐに手術を受けなければいけないというわけではありません。 経過として、おかしいなとご本人が感じたらまず医師の診察を受け、目薬で進行を抑えながら定期的に様子を見ながら医師が手術を受けるタイミングをアドバイスします。免許の更新や(矯正視力0.7)日常生活などでご本人が生活に不便を感じたとき、「もっと見えるようになりたい」と患者様の決心が着いた時が手術を受けるタイミングと言えるでしょう。
手術後はどれくらい見えるようになるのでしょうか?の回答をたたむ
眼内レンズは天然の水晶体のように厚くなったり薄くなったりしてピントを調節する力がありませんので、遠く、近くの見るものの距離にあわせて眼鏡を上手に使った方がさらに良好な視力を得ることができます。
手術後の見え方の度数をどのようにあわせるかについては手術前に医師とよく御相談ください。
手術をしなければ治らないのですか?の回答をたたむ
60歳代で70%、80歳以上になるとほぼ100%と、誰もがかかる可能性が高い病気です。老化を止める事ができないのと同じで、いったんにごってしまった水晶体を元に戻すことはできず、内服薬や点眼で進行を遅らせることはできますが、手術以外に白内障を根本的に治す方法は現在の所ありません。
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